ねこと暮らす家を考える

現在、日本では子ども(15歳以下)の数よりペットの数の方が多いというのはご存じでしょうか?

ペットは家族の一員。飼い主とペットには親子間で芽生える感情と同じものが芽生えます。

空前のねこブームの昨今、ねこと暮らす家について考えます。

・立体的にプランニングする際の注意点

・ねこトイレの設置位置

・ねこの快適温度とは

室内を立体的に

ねこは狩猟動物です。木の上で待ち伏せして獲物を捕らえてきました。

その名残からねこは高いところが大好きです。

なので、ねこタワー・ねこウォーク等をつくり、室内を立体的に、住空間を考えましょう。

ねこが通るステップ等は、ねこがジャンプすると体重の約4倍ほどの負荷がかかりますので、ねこの体重の5倍ほどの耐荷重をみておきましょう。

また、ねこの視力自体は弱く、人間の1/10くらいしか見えないと言われております。

ガラスや透明のアクリル等でつくったステップ等はねこには不向きです。

足元の不安定な場所も苦手なので、吊り橋通路もねこにとっては嬉しくありません。

ねこのトイレ

ねこのトイレ位置として不向きな場所は、人通りが多く、寒い・暑いところです。

ベストは換気扇があるトイレや洗面所の近くで、人通りが少ない囲みがある空間になります。

ねこはもともと尿が少ない為、トイレが不快な場所だと我慢してしまい、腎臓疾患につながってしまいます。

ねこが安心できるトイレ空間をつくりましょう。

ねこの温度管理

ねこにとって快適な室温は20~26℃くらいです。

夏になるとニュースではエコが叫ばれ、冷房温度28℃くらいが推奨されますが、ねこにとっては少し暑いかもしれませんので、26℃に設定してあげましょう。

人が外出している時も、ねこの温度管理をする必要があるため、外出時もエアコンを付けっぱなしにします。

電気代が高くなっている昨今、ねこと暮らす家には、より断熱性能が高い家や、太陽光発電、蓄電池を検討する必要があります。

さらに地震の時にも避難所に連れていくことができないケースも想定して、より耐震性にも気を使わなければなりません。

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